ハウルと動く城
監督:宮崎駿
声優:倍賞千恵子/木村拓哉 他
制作:2004年日本
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2005/11/16
- メディア: DVD
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先日もアカデミー賞にノミネートされましたね。そんな日本アニメ代表監督の作品ですが、わたくし本日やっと拝見致しました。遅い…遅いよあまりにも。
いろんな方面から「キム○クでも平気だったよ、むしろグッジョブだったよ。」という言葉は届いていましたが、どうしても惹かれなかったんですよね。あと白髪のおばあちゃんにも興味が沸かなくて。
が、しかし。やはり見て良かったです。おもしろかった!まずもう、溢れるような色数は流石宮崎アニメだと。漫画的だけど決して気持ちが悪くない、丁寧な動きの描写とか(ディズニーはどうしてもダメなので)、城や乗り物のデザインとか、そんな所を見ているだけでも楽しめました。そして懸念していたハウルの声は、噂通り凄く良かったです。基本的に芸能人の吹き替え大反対なのですが、彼は一切顔が思い浮かばず素晴らしい仕事をしていたと思います。木村さん、悪く言って本当にごめんなさい。あと全然気づかなかったけどマルクルは神木隆之介君だったのね?役者としてだけじゃなくて声優としても相当上手いなんて、素晴らしいじゃないの。
いや、もちろん細部ばかりじゃなくて全体で考えてもワクワクする感じで楽しめました。ストーリーは正直ピンときませんでしたが。「ハウルはいつの間にソフィーの事好きになったんだよ」とか「そんなあっさり戦争やめるならもっと早くやめろよ」とかよく分からない部分は随所に残るし。でもこの作品はそんなに深く考えないでも良い気がします。夢と魔法のお話は、さらっと見て「楽しかった〜ハウル格好いいな〜」でも十分でしょ。個人的には千と千尋より好きだな。
【追記】
2回目を見たら「ハウルがいつ好きになったか」とかもわかりました。こうやって見逃している所が結構あるのかも。